皆様おはようございます。

毎日28日は不動明王の縁日。

淡窓不動尊明王寺 護摩供養の日でございます。(毎月28日、午前10時ヨリ護摩供養)

昨年もご紹介しました一休さんの歌



門松は冥土の旅の一里塚

めでたくもあり

めでたくもなし



簡単に言うならお正月だからと言って殊更に

祝うほどの事でもない。


そんな感じの戒め意味を込めた歌でしょうか。





確かに、地球上にはたくさんの生物が生息していますが

12月31日~1月1日の日付変更にかくも盛大に意味づけしているのは

人間だけです。

人間以外の動植物はただ、粛々と、淡々と、平素の通りに過ごすだけなのに。




そのような事を考えておりましたが、

もう一つ大切な意味があることに気付きました。




私は高校時代バスケットボールの部活動をしておりました。

その時、良く言われていたのが

「練習は試合のように、試合は練習のように」

皆さんもお聞きになった事があるかと思います。


その意味で、前述の一休さんの歌を解釈するならば


「平日はお正月のように お正月は平日のように」



お正月を平日のような落ち着いた心持で過ごす・・・


確かにその事もとても大切だけれども




** 平日をお正月のように過ごす。**



新年を迎えるときの有難い気持ちを毎日持とう。



もしかしたら、一休さんが本当に言いたかったのは

こちらの方だったのかもしれない・・・。






年末の大掃除

VHSのビデオテープを処分しようと見直していた時に

テープに納められた高校時代のバスケの試合を見ながら、ふとそんな事を思った次第です。



今年1年が皆様にとって素晴らしい1年でありますように。




南無大聖不動明王

ノウマクサンマンダバザラダンカン







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