皆様おはようございます。
本日28日は不動明王の縁日。
明王寺護摩供養の日でございます。(毎月午前10時ヨリ)
今年初めての護摩供となります。一般に初不動(はつふどう)と呼ばれます。
お正月といえば確かにおめでたい事ですが・・・
有名な一休禅師の言葉に
門松は、冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくも無し
とあります。
新年を迎えられたと言う事は大変おめでたい事だけど、
それだけ、死期に近づいた事と考えるとめでたくもない。
という事でしょうか。
杖の頭にシャレコウベ(骸骨)をさして市中を歩き
正月気分に浮かれている人々に上記の歌を詠んだそうです。
風変わりな一休禅師らしいお言葉だと思います。
正月の正しいという漢字は『一』に『止』と書きます。
一に止まる。
即ち『初心に戻る』の意です。
今年一年を幸多い年にするために
不動の心の仏様の日に、一年の初心をお祈りする事をオススメいたします。
南無大聖不動明王 ノウマクサンマンダバザラダンカン 合掌
追伸
一休さんのアニメの画像を見て、終わりの歌を思い出して・・・なんだか泣けてきました・・・。