目に見えるものはあてになりません。

まぁ

目が見える人にとっては

目に見えるものが全てなんでしょうが。

犬は色が認識できないそうです。

目で認識できている世界は白黒だそうです。

でも犬自身は

この世に色があるかどうかなんて知る由もありません。

これを人と仏さまに置き換える事もあります。

所詮人間に見えるものなんて

仏さまの見地に遠く及ばないと・・・。

白石康次郎というヨット乗りの方がいらっしゃいます。

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この方の講演会に行った事があります。

とても爽やかな方でとても面白い話でした。

お大師様のお言葉に

「人の消沈は定んで道にある」

という言葉がありますが、まさにこの白石さんの人生という

道はとても面白いものでした。

この講演会の中でお話されたのが

ヨットに独り、大海原の中、酷い嵐にあった時、

瞬間的な判断を求められるが

目に見えるものだけで判断しては失敗すると。

経験や、カン、さらに自分の心の声を聞かないと

判断を間違ってしまうと。

なぁーるほどなぁと。

十善戒というお経の中に

不邪見戒という戒めがあります。

「よこしまな(間違った)物の見方をしない」というものです。

さて、

みなさんは、自分の見方、考え方が、間違っていると思ってますか?

思ってませんよね。

みんな、自分は正しい道を歩んでいると思っていますが・・・

実は、自分の心が間違ってるか間違ってないかは、自分自身に問いかけないと

見えてこない事なんです。

そもそも、その目も全てが見えると思い込んでる目で・・・。

目に見えるものは自分の外にあるものです。

一番大切なのは、目に見えない、自分の心で中です。

お時間のある時に目を閉じて、自分の道を見直してみてはいかがでしょう。

亮善 拝

目に見えるもの” に対して1件のコメントがあります。

  1. おやまだ より:

    たまたま、ほんと、たまたま見ました。いま、霊場会の資料をつくっているのです、こんな夜中に。
    もう眠くて、限界ですが、がんばっています。

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