どうも。
僕です。
いつもの僕です。
最近ちょっとブログの
更新に力の入らない
そんな僕です。
この前の台風は結構強かったですね。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
当山明王寺の本堂は大正15年にできた築80年くらいの
木造の本堂であります。正面7間、横6間ありまして
銅葺き屋根の
渋い感じ
の本堂です。
台風の時は必ず左手(南側)からものすごい風が吹いてまいります。
おそらく普通の方々は台風の時に、木造の大きな建物などに
いた事は無いかと思いますが・・・
かなーりシビレます。
『びゅーぅぅぅ』という暴風雨の音と
『ミシミシ・・・メキメキメキ・・・』
と
木が倒れる前のような音が本堂全体から聞こえます。
本堂全体がきしむので、壁の白塗りにひびが入り、おちてきたり
天井全体から埃が沢山ふってきます。
3年前(だったっけ?)の台風の時は
南側の戸が3間分くらい飛んでしまい
本堂の中に暴風雨が吹き込み、大変な事になりました。
大型台風の時に
本堂内にいると、その本堂のきしみに
『もうこりゃ本当に倒れるばい・・・』
と
本気で思ってしまいます。
玄海沖地震(そんな名前でしたっけ?)の時も
日田は震度4でしたが、かなり揺れました。
ちょうど護摩を修法中でした。
台風の時は一方向からの風ですが
地震は左右上下の揺れますので
本堂全体が右に左に揺れるのがわかりました。
天蓋がゆっさゆっさと揺れて今にも落ちてきそうでした。
本堂全体からきしむ音が聞こえるのは同じでしたが・・・
地震の時
どーん
という
最初の揺れで『こりゃやばい!』
とおもって礼盤を立とうとした時!
御本尊のお不動様と目があってしまいました。
『おい、おまえ逃げるのか?』と
『お前はそれでも寺の坊主か?』と・・・
言われてるような気がしました。
(実際にはただの自問自答だったんでしょうけど。)
そのあと20秒(だったかどうか、必死だったので覚えてませんが)
程の間、必死にお不動さまのご真言を唱えておりました。
後にも先にも無意識のうちに印を結びご真言を唱えていたのは
その時だけであります。
しかし、無心で仏様を拝むというのは
実はそういう状態であるべきなのかなぁ…
…などと考えていた事を、今回の台風できしむ本堂の音を聞いて
思い出しました。
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年賀状の季節となり、
住所調べているとブログを発見。
先日比叡山より連絡しましたが、来年は必ず
醍醐寺見物?に行くばい。
(世界遺産だしね。。)