神よ・・・

出来るものは出来ると成し遂げる勇気と

出来ないものは出来ないと諦めるいさぎよさと

その両者を見分ける力を

私にお与えください。

ずいぶん以前に、西洋の名言集みないな物で読んだ記憶があります。

大学生だったので二十歳前後だったと思います。

当時は、なるほどなぁ・・・と思ったものです。

いろいろ悩みを抱えるなかで

『ほんとにそんな力が欲しいよなぁ・・・』

と思っていたので、この言葉だけなぜか強烈に覚えております。

でも、今この言葉を聴き直すとき・・・

前のような気持ちは起こりません。

悩み自体は以前より根深いものが目白押しです。

ではなぜか・・・?

自問自答して気付きました。

今は僕は、いわゆる「両者を見分ける力」をそれほど

欲しがっていないという事だと思います。

もちろんあればあったに越したことは無いですが・・・

今は・・・

とにかくやってみる

とにかくやってみて、後は拝む。

その繰り返し。

という感じです。

よーするに、仏さんにお任せしているというか・・

自分に必要なのは「実践すること」であって

結果は吉と出ようと、凶とでようと、それはそれで仏さま

(うちで言うところのお不動さま)

のお導きであろうと思えるからです。

今、目の前にある凶でさえ、いつか吉と成るだろう・・・

とさえ思えます。

最初の西洋の言葉は

結果をしらなければ行動できない・・・

とも受け取れます。

要するに、当時の僕は

自分だけだったのでしょう・・・。

頼れるものが自分しかなく、判断の結果も責任も自分だったのでしょう。

もちろん、今でも責任は自分にありますが・・・

仏様(お不動さま)に拝めば何とかなるばい。という

気持ちがあるのも確かです。

実際、毎月毎月綱渡りの生活が続いており

カミさんが実家に帰る寸前になることもたまにありますが、

仏様のおかげで今日も命を頂いております。

至心合掌

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