うすさま明王(烏枢沙摩明王)トイレの神様

うすさま明王とは

仏名の烏枢沙摩明王は2500年前に使われていた古代インド語(サンスクリット語)での仏名「ウッチシュマ」を音写したもの。世の中の全ての悪事・災難・罪穢れを焼き清める力を持つ明王とされ、日本では古来より不浄な気が集まると言われる厠(かわや・トイレ)を清める仏様です。各トイレに1体づつお貼りください。

明王とは

仏様はそのお名前で4分類する事ができます。
「~如来」「~菩薩」「~天」そして、当山のご本尊の不動明王に代表される「~明王」という仏様です。うすさま明王は不動明王と同じく明王の仲間であり、共通点は怒った顔をしている「憤怒形(ふんぬぎょう)」であるという事、そして光背(背景)が燃えているという事。

明王の怒った顔は、父母が我が子が可愛くいとおしいが故に厳しく接する慈悲深さを表しており、光背で燃える炎は迦楼羅炎(かるらえん)と呼ばれ、悪事、災難、悪縁を焼き清めるとされており、寺院での護摩行の炎はまさにこの明王の炎なのです。

ご利益

家相において悪気、悪運は水場に集まると言われております。さらに水場の中でも最も不浄とされるのが厠(トイレ)です。その厠(トイレ)を神仏の力で清浄にする事で家内安全・家運隆盛のご利益があります。また、古来より男子出生の御祈祷の本尊としても有名で、転じて現在では「子供の健やかな成長」のご利益があります。

お祀りの仕方

・トイレの中、又は入り口にお祀りします。決まった方角等はありません。
・古来より御札は目線より上に貼るとされておりましたが、現在では、窓際に置いたり、フレームにいれて棚に置く場合もありますので、目線より下でも「粗末な扱い」でなければ良しとされています。
・お札を直接「画びょう」などで刺す事はお控えください。画びょうを使いたい場合はお札を台紙に貼り、台紙を画びょうで留めて下さい。

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