皆様おはようございます。
本日28日は不動明王の縁日。
明王寺護摩供養の日でございます。(毎月28日、午前10時ヨリ)
私たちは健康であれば全ての人が幸せであるとは言えませんが
健康でなければ幸せにはなれません。
仏教では私たちの「生」は
仏様から頂いた寿命があり、それはからだの体温と心があって維持され、
また、その逆で体温と心があるから寿命が維持されるとあります。
私たちは普段の生活の中で
この体温を維持する行動である食事は健康の為に、栄養などには気を配りますが、
心を健康に維持する為に気を配って生活しているでしょうか?
では心の栄養となるものはなんでしょうか?
いろいろなものが考えられますが
ひとつに「供養」というものがあります。
供養というと死んだ人に行うものと
思っている方が多いかもしれませんが、そもそも供養とは簡単にいいますと、
「お接待をすること」、「喜んでもらう事」なのです。
先祖供養とは言い換えれば
「ご先祖さまに喜んでもらう事」なのです。
そして
人に喜んでもらうことは相手が死んでいる必要もありません。
今、自分の周りにいる人
例えば、家族や友人、職場の同僚などに喜んでもらうことを成す時はそれも供養なのです。
人に親切をした時に自分の心が温かくなる感覚は誰しも感じたことがあるでしょう。
供養とは「供(そな)え、養う」と書きます。
他の人にお供えする。即ち、他の人に喜んでもらう事をすることで
自らの心が養われる。即ち、心の栄養となる・・・。
普段の生活において、私たちの幸せの種となる健康を求めるならば
その健康は心と体の栄養に気を配る事が大切なのです。
今月も皆さんの心と体が健康でありますように!
南無大聖不動明王
ノウマクサンマンダバザラダンカン